利用者:２Ｐ/管理操作マニュアル

• これは方針ではありません, たぶん.
• 「これを守ればライセンス違反にはならない」というのを目指して書いた操作手引だけれども, これのとおりにしなかったからといって問題があるとは限りません.
• 基本的に本稿で"削除"と呼ぶのは版指定削除ではなく, ページ全体の削除です. このメモを自分用に作った頃はまだMediaWiki 1.17ぐらいで, RevisionDelete未導入だったのです.

--User:２Ｐ (talk)

履歴分割

1. 一旦削除
2. 分割する版を復元
3. 分割後の名称に移動
4. 元のページを復元

履歴分割の原理

1. ページを削除するという操作は, 物を地中に埋めるということに良く似ています. 削除を行った地点にページが埋まっていると考えてください. この地点を「貝塚」と呼びます.
2. 削除する時は記事を丸ごと埋めることしかできませんが、復元する時は選んだ版だけを掘り出すことができます.
3. ページを移動すると, 地上に存在するものを別の場所に移動します. しかし地中に埋まっているものはそのままです.
4. そういうわけで, 移動後に貝塚から発掘することで, 履歴が分割できます.

履歴統合

以下は歴史的な操作方法です. 現在はSpecial:MergeHistoryを使用できる場合があります.

1. 統合するページの片方を一旦削除
2. もう片方を先ほど削除したページの名前に移動
3. 復元

特定版削除された版を復元する場合, 履歴統合の1が既に行われている状態と考えてください. また, 復元する版に壊れた履歴がないか注意.

CCライセンスでは, 改変版を公開する際には改変前のタイトルを明示する義務があり, MediaWikiではページ移動を行った記録を履歴ページに残すことで, 元の記事名が分かるようにしています. 履歴統合操作では, どの版がどちらのページから来たのかという情報が失われますので, すこし注意が必要です. ノートページにその辺の情報を補記するというのは一つの手でしょう.

特定版削除

1. 問題発生版の直前まで差し戻し
2. 「ページ名/削除 日付」など適当な名前に移動
3. 移動後, 削除
4. 問題発生版より前の版と直前の『「ページ名/削除 日付」に移動』の記録を復元
5. 元の名前に戻す. 転送ページを作らない

• 問題発生後のすべての版を削除します.「必要なら中間版の投稿者名を明記して再投稿できる」と言われています.
• 貝塚を元のページと別の場所に作るのは将来の誤操作防止のためです (元のページの真下に埋めてしまうと, 将来再び特定版削除を行うときに誤って復元してしまうかもしれません). 日付が多少ずれていても問題はありません.

履歴分割削除

作業後の履歴が特定版削除よりすっきり見えますが, 操作ミスするとややこしいことになります.

1. 移動せずその場で削除
2. 問題発生版以後の版を復元. (差し戻しを行った場合は, 問題発生版からその版まで)
3. 「ページ名/削除 日付」など適当な名前に移動. 転送ページを作らない
4. 移動後, 削除
5. 元のページを復元

• 問題発生後のすべての版を削除します.
• 分割時のページ日付が多少ずれていても問題はありません.
• この方法で削除した版を復元して後から再統合する場合は, 移動記録を復元しないよう注意が必要です (これを復元すると履歴がおかしくなります).

版指定削除

編集の一部分のみを除去して削除する場合, 投稿されたという記録のみ残しておきたい場合 (ノートページの削除など), 投稿者依頼の中抜き削除などに使えます.