ポケモンWikiでは記事の投稿、加筆、検証、修正等に参加、協力してくださる方を必要としています。方法や詳細はポケモンWikiに投稿するにはをご覧ください。
ポケモン×工芸展 美とわざの大発見
提供:ポケモンWiki
ナビゲーションに移動検索に移動
ポケモン×工芸展 美とわざの大発見は、2023年から開催されている展覧会。
概要
ポケットモンスターを題材とした工芸品を展示する展覧会で、2023年に国立工芸館で開催された。20名のアーティストによって手掛けられた作品約70点が展示された。
国立工芸館での開催後、複数の美術館での巡回展を開始し、同年7月からはロサンゼルスでの巡回展(英題:POKÉMON X KOGEI Playful Encounters of Pokémon and Japanese Craft)が行われた[1]。2024年以降は日本国内での巡回展が行われている[2]。
開催日時
下記の開催日時は、2024年3月末時点でのものである。下記以外にも2026年以降の国内巡回が予定されている[2]。
開催場所 | 開催期間 |
---|---|
国立工芸館 | 2023年3月21日〜2023年6月11日 |
JAPAN HOUSE Los Angeles | 2023年7月25日〜2024年1月7日 |
佐川美術館 | 2024年3月30日〜2024年6月9日 |
MOA美術館 | 2024年7月6日〜2024年9月9日 |
麻布台ヒルズギャラリー | 2024年11月1日〜2025年2月2日 |
松坂屋美術館 | 2025年4月26日〜2024年6月15日 |
八戸市美術館 | 2025年6月28日〜2025年8月31日 |
長崎歴史文化博物館 | 2025年9月12日〜2025年11月30日 |
展示品一覧
ポケモンの名称などついては、作家のオリジナリティを尊重し、作品概要から正確に記述する。
作品 | 作家 | 制作年 | 素材・工法 | 寸法 |
---|---|---|---|---|
未知文黒御影茶器 | 池田晃将 | 2022年 | 漆、鮑貝、夜光貝、白蝶貝、螺鈿 | h9.1 6.2×5.1cm |
湖のほとりで | 池本一三 | 2022年 | ガラス、キャスト、エナメル吹付 | h50 45×45cm |
フシギバナ | 今井完眞 | 2022年 | 陶器、手びねり、上絵付 | h50 70×53cm |
羊歯唐草文シェイミ | 植葉香澄 | 2022年 | 陶器、手びねり、上絵付 | h50 35×30cm |
帯留 ブラッキー「威嚇」 | 桂盛仁 | 2022年 | 赤銅、金、銀、銅、彫金、打出し、象嵌、色上げ | h1.5 6.5×4cm |
ブローチ ブラッキー「眠り」 | h1.5 6×3.5cm | |||
帯留 ブラッキー「 立ち姿」 | h1.5 5×4cm | |||
カップ(ピカチュウ) | 桑田卓郎 | 2023年 | 磁器、釉薬、動力成形、金銀彩、転写 | 大:h10 φ10cm 中:h8 φ8cm 小:h5 φ5cm |
江戸小紋 着尺 「ゲンガー・ゴースト」 | 小宮康義 | 2022年 | 絹、型染 | 1300×37cm |
琉球紅型着物「島ツナギ」 | 城間栄市 | 2022年 | 絹、型染 | 178×138cm |
ピカチュウの森 | 須藤玲子 | 2022年 | 綿、ニードルレース | |
蒔絵棗「春を呼ぶ」 | 田口義明 | 2022年 | 漆、蒔絵 | h8.1 φ7.2cm |
無題 | 田中信行 | 2022年 | 漆、乾漆、髹漆 | h207 106×70cm |
可変金物 ココガラ/アーマーガア | 坪島悠貴 | 2022年 | 絹、型染 | ココガラ:h4.9 7.6×6.9cm アーマーガ―:h6.3 12×7.2cm |
Vessel -TSURARA- | 新實広記 | 2022年 | ガラス、キャスト、研磨 | h40 90×40cm |
月光 Pokémon Edition | 林茂樹 | 2022年 | 磁器、鋳込み、上絵付 | h100 38×36cm |
森羅万象ポケモン壷 | 葉山有樹 | 2022年 | 磁器、染付、上絵付 | h35.8 φ35.3cm |
雨あがり | 福田亨 | 2022年 | 木(ピンクアイボリー、コクタン、アマレロ、パープルハート、モチノキ、ミズナラ、パロサント、メープル)、木象嵌、指物 | h16 33×18cm |
リザードン/信楽壷 | 桝本佳子 | 2022年 | 陶器、轆轤成形、手びねり | h82 80×62cm |
友禅訪問着「群」 | 水橋さおり | 2022年 | 絹、友禅 | 180×140cm |
自在ギャラドス | 満田晴穂 | 2022年 | 銅、銀、真鍮、彫金、打出し、象嵌、色上げ | h25 80×20cm |
サンダース | 吉田泰一郎 | 2022年 | 銅、金、銀、彫金、打出し、色上げ、鍍金、七宝 | h62 118×45cm |
公式図録
2023年には、株式会社東京美術により、公式図録「ポケモン×工芸 美とわざの大発見」が3300円で刊行された。
脚注
出典
- ↑ アメリカ・ロサンゼルスでの巡回展が決定 | ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―、2023年5月10日公開。
- ↑ 2.0 2.1 『ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―』は2024年から、国内各地を巡回いたします | ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―、2023年11月30日公開。2024年3月31日閲覧。
関連項目
- ポケモン化石博物館 - 2021年から開催されている巡回展