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砂パ
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砂パとは、すなあらし状態を前提としたパーティのこと。
概要
すなあらし状態では、特定タイプ以外のポケモンが毎ターンダメージを受けたり、特性すながくれのポケモンの回避率が上がるなど、様々な効果がある。このような砂嵐の恩恵を受けるポケモンを集め、常に天候を砂嵐とすることで戦いを有利に進めることを得意とするパーティを砂パという。
砂パの構成要因には、岩・地面・鋼タイプといった砂嵐によるダメージを受けないポケモンを採用するのが一般的である。特に岩タイプのポケモンは砂嵐状態では特防が1.5倍になるため、有用性が高い。砂パで特によく使われるポケモンはカバルドンやバンギラスであり、これらのポケモンは特性すなおこしを持っているため、最初に場に出せば戦いをスムーズに始められる。
砂パの長所と短所
砂パは晴れパや雨パに比べ、パーティに採用できるポケモンの幅が広く、多彩な戦法が取りやすいという特徴がある。また特性すなおこしを持つポケモンはひでりのグラードンやゆきふらしのユキノオーなどよりも素早さが低いことが多く、他の天気パとぶつかっても天候合戦で勝ちやすい点が魅力。
一方で、砂パは性質上岩・地面が多くなるので、全体的に水や草の攻撃に弱くなってしまうという弱点がある。タイプの偏りを避けるため、ナットレイやジバコイルなどを加えてバランスをとることも重要。
砂パで有効な特性
- すながくれ
- すなあらし状態で回避率が1.25倍になる。かげぶんしんを1回使ったときよりも回避率の上昇は少ないため過信は禁物ではあるが、みがわりとのコンボなどに利用できて便利な特性。また、ノクタスはこの特性により砂嵐のダメージを受けずにすむ。
- すなかき
- 砂嵐が吹いていると素早さが2倍になり、天気のダメージも受けなくなる。これによりドリュウズやムーランドといった素早さの微妙なポケモンが120~130族を抜くことも可能。
- すなのちから
- 砂嵐中に岩・地面・鋼タイプの攻撃の威力が1.3倍になる特性。砂パにはふぶきやソーラービームのような、天候で強化される技が無いので、この特性による破壊力上昇に賭けてみるのもいいだろう。一方でこの特性を習得するポケモンは全体的に素早さが低く、アタッカーとして使いづらいのが難点。
- すなおこし
- 場に出すと天候が砂嵐になる特性。ヒポポタス、カバルドン、バンギラス、ギガイアスが持つ。砂パの根幹ともいえる特性であり、これを発動するためだけにカバルドンなどが呼び出されることも多い。
- なお、あめふらし・ひでり・ゆきふらしを持つポケモンと同時に場に出た場合は、それらの内素早さの遅い方の特性の天候になる。
- ぼうじん
- 天気によるダメージを受けない特性。砂嵐による恩恵を受けられる訳ではなく、単にダメージを受けずにすむだけではあるが、タイプの偏りをなくすために入れるバランス調整用のポケモンには有難い特性である。
- マジックガード
- ぼうじんと同様に砂嵐によるダメージを受けずに済む。他にも様々な効果があり非常に有用な特性であり、またこの特性を持つポケモンは主にエスパータイプであるため、パーティ内のタイプを散らすのにも役立つ。