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ポケモン×工芸展 美とわざの大発見

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ポケモン×工芸展 美とわざの大発見は、2023年から開催されている展覧会。

概要

ポケットモンスターを題材とした工芸品を展示する展覧会で、2023年に国立工芸館で開催された。20名のアーティストによって手掛けられた作品約70点が展示された。

国立工芸館での開催後、複数の美術館での巡回展を開始し、同年7月からはロサンゼルスでの巡回展(英題:POKÉMON X KOGEI Playful Encounters of Pokémon and Japanese Craft)が行われた[1]。2024年以降は日本国内での巡回展が行われている[2]

開催日時

下記の開催日時は、2024年3月末時点でのものである。下記以外にも2026年以降の国内巡回が予定されている[2]

開催場所 開催期間
国立工芸館 2023年3月21日〜2023年6月11日
JAPAN HOUSE Los Angeles 2023年7月25日〜2024年1月7日
佐川美術館 2024年3月30日〜2024年6月9日
MOA美術館 2024年7月6日〜2024年9月9日
麻布台ヒルズギャラリー 2024年11月1日〜2025年2月2日
松坂屋美術館 2025年4月26日〜2024年6月15日
八戸市美術館 2025年6月28日〜2025年8月31日
長崎歴史文化博物館 2025年9月12日〜2025年11月30日

展示品一覧

ポケモンの名称などついては、作家のオリジナリティを尊重し、作品概要から正確に記述する。

作品 作家 制作年 素材・工法 寸法
未知文黒御影茶器 池田晃将 2022年 漆、鮑貝、夜光貝、白蝶貝、螺鈿 h9.1 6.2×5.1cm
湖のほとりで 池本一三 2022年 ガラス、キャスト、エナメル吹付 h50 45×45cm
フシギバナ 今井完眞 2022年 陶器、手びねり、上絵付 h50 70×53cm
羊歯唐草文シェイミ 植葉香澄 2022年 陶器、手びねり、上絵付 h50 35×30cm
帯留 ブラッキー「威嚇」 桂盛仁 2022年 赤銅、金、銀、銅、彫金、打出し、象嵌、色上げ h1.5 6.5×4cm
ブローチ ブラッキー「眠り」 h1.5 6×3.5cm
帯留 ブラッキー「 立ち姿」 h1.5 5×4cm
カップ(ピカチュウ) 桑田卓郎 2023年 磁器、釉薬、動力成形、金銀彩、転写 大:h10 φ10cm 中:h8 φ8cm 小:h5 φ5cm
江戸小紋 着尺 「ゲンガー・ゴースト」 小宮康義 2022年 絹、型染 1300×37cm
琉球紅型着物「島ツナギ」 城間栄市 2022年 絹、型染 178×138cm
ピカチュウの森 須藤玲子 2022年 綿、ニードルレース
蒔絵棗「春を呼ぶ」 田口義明 2022年 漆、蒔絵 h8.1 φ7.2cm
無題 田中信行 2022年 漆、乾漆、髹漆 h207 106×70cm
可変金物 ココガラ/アーマーガア 坪島悠貴 2022年 絹、型染 ココガラ:h4.9 7.6×6.9cm
アーマーガ―:h6.3 12×7.2cm
Vessel -TSURARA- 新實広記 2022年 ガラス、キャスト、研磨 h40 90×40cm
月光 Pokémon Edition 林茂樹 2022年 磁器、鋳込み、上絵付 h100 38×36cm
森羅万象ポケモン壷 葉山有樹 2022年 磁器、染付、上絵付 h35.8 φ35.3cm
雨あがり 福田亨 2022年 木(ピンクアイボリー、コクタン、アマレロ、パープルハート、モチノキ、ミズナラ、パロサント、メープル)、木象嵌、指物 h16 33×18cm
リザードン/信楽壷 桝本佳子 2022年 陶器、轆轤成形、手びねり h82 80×62cm
友禅訪問着「群」 水橋さおり 2022年 絹、友禅 180×140cm
自在ギャラドス 満田晴穂 2022年 銅、銀、真鍮、彫金、打出し、象嵌、色上げ h25 80×20cm
サンダース 吉田泰一郎 2022年 銅、金、銀、彫金、打出し、色上げ、鍍金、七宝 h62 118×45cm

公式図録

2023年には、株式会社東京美術により、公式図録「ポケモン×工芸 美とわざの大発見」が3300円で刊行された。

脚注

出典

関連項目

外部リンク