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ポケシフター

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ポケシフターとは、ポケットモンスター ブラック・ホワイトポケットモンスター ブラック2・ホワイト2にある、第四世代のソフトと通信をするためのシステム、およびその際のミニゲームである。

必要なもの

Wi-Fi環境は不要。DS同士のワイヤレス通信でのみ使える機能なので、「第四世代のソフトを持つ自分と第五世代のソフトを持つ知人でWi-Fi通信でポケシフター」というようなやり方は不可能。

必要な条件

第五世代側
シナリオクリアし、シフトファクトリーに行ける状態であること
ボックスに6匹分以上の空きがあること
第四世代側
シフターで送る予定のポケモンを含め、6匹以上がボックスに入っていること
送る予定のポケモンがひでんわざを覚えていないこと
送る予定のポケモンがギザみみピチューでないこと
タマゴを送ろうとしていないこと

「ひでんわざ」とは、送ろうとする第四世代側のソフトでのひでんわざであることに注意。

いあいぎり」「そらをとぶ」「なみのり」「かいりき」「たきのぼり」「いわくだき」「ロッククライム」の7種はダイヤモンド・パールプラチナハートゴールド・ソウルシルバー全てにおいてひでんわざ扱いであるため、これらを覚えているポケモンは忘れさせないと送ることは不可能。

ただし「きりばらい」についてはダイヤモンド・パール・プラチナではひでんわざだがHGSSではそうではないため、忘れさせずとも、HGSSに移動してからシフターすればそのまま送ることができる。HGSS側でのみひでんわざである「うずしお」も同様。

ブラック・ホワイト・ブラック2・ホワイト2側でのみひでんわざ扱いのダイビングは関係ない。

手順

  1. ブラック・ホワイト・ブラック2・ホワイト2側のゲーム内でシフトファクトリーへ行き、一番奥の人物に話しかけてポケシフターを開始する。
  2. 「DSダウンロードプレイを選んで~~」という画面が表示されたら、もう片方の第四世代ソフトを入れてあるDS本体の電源を入れる。
  3. DS本体メニューで「DSダウンロードプレイ」を選択。ブラック・ホワイト・ブラック2・ホワイト2から第四世代側へとポケシフターのプログラムのダウンロードが始まる。
  4. ダウンロードが完了すると第四世代側のソフトの本体でポケシフターが起動する。
  5. ボックスの中に入っているポケモンから6匹選び、ポケシフターミニゲームを開始する。このとき、ひでんわざを覚えているなど条件を満たしていないポケモンは選べない。
  6. ミニゲームで捕獲成功したポケモンはブラック・ホワイト・ブラック2・ホワイト2側のデータでボックス内に移動される。捕獲できなかったポケモンは第四世代側のデータに残ったままとなる。
  7. レポートが書き終わると続けてポケシフターをするかの選択肢が出る。続ける場合は手順5から繰り返し、続けない場合は「電源を切ってください」というメッセージが出るので、第四世代側本体の電源を切る。
  8. 第四世代側本体の電源を切ると、ブラック・ホワイト・ブラック2・ホワイト2側が通常のゲーム画面に戻る。

ミニゲーム

DSの上画面に草むらが、下画面にボールを投げるための弓装置が表示される。

下画面の弓に設置されたモンスターボールをタッチペンでドラッグして引っ張り、射出方向と射出速度(=飛ばす距離)を調節して発射し、草むらから草むらへ飛び回るポケモンに当てる。ポケモンにボールが当たれば捕獲。ポケモンがボールから飛び出すことはない。

ポケモンが草むらに隠れているときにボールを投げても捕まえることはできず、飛び出て姿を現しているときに当てる必要がある。ただし、「草むらに隠れているが頭を少し出している」状態ならば草むらにボールを投げ込むことでポケモンをその草むらから追い出し、強制的に飛び出させることができる。完全に隠れている状態だとボールを弾かれてしまい全く意味がない。

6匹全て捕獲するか、開始から120秒経過すると終了。その時点で捕獲していたポケモンを全てブラック・ホワイト・ブラック2・ホワイト2側に移す。

まれに、草むらから飛び出たポケモン同士が衝突して気絶することがある。気絶している間は草むらに隠れていない状態で動きを止めることになるので、捕まえるチャンス。

草むらは中央に色の薄い草むらが3×5の15箇所、周辺にぐるりと色の濃い草むらが13箇所ある。ポケモンは草むらに飛び込んだら基本的にそこにいるが、色の濃い草むらに飛び込んだ場合は別の色の濃い草むらにワープすることがある。

約62秒経過したあたりから約15秒間ピンク色の煙が画面を横切る。この煙にボールを当てると約8秒間、全てのポケモンを眠らせることができる。眠っているポケモンは動かないだけでなく、草むらの中にいてもボールを当てれば捕まえることが可能。

備考

  • 交換ではなく移動なので、ブラック・ホワイト・ブラック2・ホワイト2側では代わりに渡すポケモンを用意したりしなくてもよい。同様に、第四世代側は単純にポケモンの数が減るので注意。
  • 第四世代側ではゲーム内で特定の場所に行ったりする必要はないため、送るポケモンの条件を揃えてボックスに入れてさえ置けば、ダンジョンの中でレポートした状態などであっても構わない。
  • ポケシフターのミニゲームは必ず6匹単位で開始されるため、送る予定のポケモンが1匹しか居なくても、必ず6匹選択する必要がある。
    • ただしミニゲームが始まりさえすれば目的の1匹を捕まえて後は時間切れまで放置しておけば目的の1匹のみをシフターできる。ボックスに6匹いない場合は、その辺の草むらで適当なポケモンでも捕獲するといいだろう。
  • 道具を持たせて一緒に送ることは不可能(わざマシンの仕様変更のため)。ただし道具を預かるのを忘れて、持たせたままボックスに入れてあったとしても、ひでんわざと違ってシフターは問題なくできる。その場合、道具は自動的にバッグの中へ移動する。
  • パルパーク同様、一度送ったポケモンを第四世代側に戻すことはできない
    • 同様にポケシフターで送ったポケモンのおやは第四世代側のままなので、ブラック・ホワイト・ブラック2・ホワイト2では他人のポケモン扱いである。
  • 第三世代のポケモンおよび、ポケモンコロシアムポケモンXD産のポケモンは第四世代にパルパーク経由で送ることで、ブラック・ホワイト・ブラック2・ホワイト2にもポケシフターを使って送ることができる。この際、「ホウエン(カントー)地方(遠く離れた土地)からながいときをこえて」という文字が表示される。
  • ポケモンによっては草むらの間の移動の仕方が異なる。例えばディグダダグトリオは飛び回らないでまっすぐに地面を滑るように移動する。
  • ミニゲームにて、薄い水色の専用のモンスターボールのようなもので捕まえることになるが、そのポケモンが入っているボールは変化しない(たとえば「ハイパーボールで捕まえたポケモン」をミニゲームで水色ボールで捕まえても、それは第五世代側でも依然としてハイパーボールに入ったポケモンのまま)。
  • ブラック・ホワイトでは、これと似たようなシステム「てんそうマシン」があるがこちらは2010年の劇場版で配布されたセレビィライコウエンテイスイクンをブラック・ホワイトのシナリオクリア前でも転送可能にするためのものであり劇場版との連動イベント専用である。
  • 出会った日付は転送時点での第五世代側本体のものとなる。
  • 第四世代まで、アルファベットでポケモンの名前が表記される場合があり(例:北米、ヨーロッパ産のポケモン)、それらをポケシフターで第五世代に送る場合、第四世代まででは、デフォルトのポケモンの名前は、全ての文字が大文字で表記されていたが、第五世代に送ることで最初の文字が大文字、その他の文字が小文字で表記と変化する。第四世代以前で、大文字でニックネームが設定されている場合、この限りではない。
  • Pokémon HOMEのVer. 2.0.0で追加された出会った場所はポケシフターと表示される。

各言語版での名称

言語 名前
日本語 ポケシフター
ドイツ語 Poképorter
英語 Poké Transfer
スペイン語 Pokétransfer
フランス語 Poké Fret
イタリア語 Pokétrasporto
韓国語 포케시프터 (PokéShifter)
中国語 簡体字 宝可梦传送
繁体字 寶可夢傳送

外部リンク

関連項目