ヒカリ (アニメ)
ヒカリ | |
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英語名 | Dawn |
出身地等 | フタバタウン |
年齢 | 10歳 |
性別 | 女性 |
職業 | ポケモンコーディネーター |
声優 | 豊口めぐみ |
ヒカリとは、アニメポケットモンスター ダイヤモンド&パールの主人公の一人。
概要
DP編の主人公兼ヒロイン。外見のモデルはダイヤモンド・パールの女性主人公だが、そちらとは異なる点がいくつかある。ゲームの主人公が黒髪(公式イラスト)で黒い瞳、マフラーが腿の辺りまでの長さ、鞄がボストンバッグなのに対し、こちらは髪と瞳が明るい紺色、マフラーが胸の辺りまでの短い丈で左側に結び目が出来る巻き方、鞄はリュックサックである。また、一部の回でプラチナに登場するコートを着ていたときも髪留めはゲームのようなピンク色ではなく通常と同じ黄色である。
サトシのピカチュウを野生のポケモンと間違え、ゲットしようとしたところを反撃されて自転車を壊されてしまう。カスミやハルカとは異なり弁償は求めようとはせず、後にサトシに対し「自転車を壊されたことはもう気にしていない」という趣旨の発言をしている。
フタバタウンから旅立った、新人コーディネーター。パートナーのポッチャマとともに、トップコーディネーターを目指す。母親のアヤコがトップコーディネーターであるため、その影響を受けてコーディネーターを目指しているものと思われる。ロケット団に追われるサトシのピカチュウを保護してトレーナーのサトシを探しに行った縁でサトシ達と一緒に旅をする事になる。
基本的に明るい性格。おしゃれが大好きで、旅立ちの日もスーツケース一杯に服を入れて持っていこうとしたほどである。髪がくせ毛になりやすいらしい(DP編第9話、新無印編第74話ではポッチャマのバブルこうせんでくせ毛を直しているシーンが見受けられた)。甘いものが好きで、方向音痴。また、母親から教わったのか、新人であるにも関わらずポケモンやバトルに詳しい。
歴代のヒロインの中でも、サトシと特に近い感性があり、咄嗟の閃きに優れる点や、恋愛沙汰に疎く、ケンゴやコウヘイに恋心染みたものを寄せられていることにまるで気付かない点などが、その最たる例である。ただし、ヒカリはサトシよりは恋愛感情に理解はある。
サトシとは基本的に仲はいいが意見が合わなければ口喧嘩をしたり張り合ったりする。シンジに対しては、彼のヒカリに対する「お前、誰?」「覚えてない」という言動に激怒し、それ以来サトシに対するシンジの言動に対して物申したり呆れたりしている。幼馴染であるケンゴに対しては基本的に親しくしつつも、ポケッチのアプリを自慢したり、バトルを申し込むなど対抗意識を持っている。
普段はポジティブだが、根が真面目なせいか自分を責め落ち込みやすく、悩みや迷いを長期間抱え込むなどという一面も持つ。またパニックになったときなど自分のことで手一杯になりやすく周りやポケモンの様子が見えなくなることがあるが、その反面ポケモンの一大事には冷静に対処する責任感もある。(マンムーが怪我をしてしまった時は、トレーナーの不安がポケモンに伝わらないよう明るく前向きに看病した。)落ち込んでしまった時はサトシやタケシなどに励ましてもらい、立ち直ることがある。
口癖は「大丈夫」。だが、この言葉を言うときは、本人は大丈夫だと思っているが、他人から見れば大丈夫ではないという状況がほとんどであり、そのことをサトシからも指摘されている。これは幼稚園時代からの口癖らしく、幼馴染のユモミの口癖が移ったという可能性もある。
他の口癖には「ちーがーいーまーすぅー」や「だいじょばない」などがある。
幼馴染はケンゴとユモミ。ケンゴはヒカリのライバルでもあるが、ゲームポケットモンスター ダイヤモンド・パールのライバルとは別の存在である。また、ダイヤモンド・パールのライバルの姿をしたキャラに、ジュンがいるが、彼はヒカリとは同郷ではあるものの、特に関係がない。
ヒカリの幼少期の思い出には、本人にとって不名誉なものがやたらと多い。その一つに、「ケンゴやユモミから「ピカリ」というあだ名で呼ばれる」というものがある。ヒカリ本人はかなりこのあだ名を嫌っており、絶対に由来をサトシらに伝えようとはしない。このあだ名をつけられた理由は、「ヒカリが幼稚園児だった頃、ケンゴ・ユモミと共にポケモン係を任され、プラスルとマイナンの世話をすることになったが、ヒカリが2匹を抱き上げると、2匹が電気を発したためヒカリの髪型が弾けるように光ってしまい、それを見たケンゴに「ピカリ」とあだ名され、それによりヒカリが笑い物にされた」というものであることがDP編第161話で明かされた。ヒカリはこの件のせいで、これ以降数年間もの間プラスルとマイナンに対してトラウマが出来てしまう。のちにこのトラウマは、ポケモンコンテストアサツキ大会決勝のウララとの対決で、ヒカリの髪型が、かつてケンゴに「ピカリ」と呼ばれたときの髪型と同じになってしまったとき、マンムーとヒノアラシに励まされたことにより克服された。
この他にも髪型をヒコザルのようにしてしまったり、学芸会で大失敗をしたり、パジャマのまま幼稚園に来たりしたことがあるなどの経験があり、これらの経験のせいでヒカリの幼少期は黒歴史と化している。
一人称は「あたし」か「わたし」。ポケモンずかんはピンク色で、ポケッチは赤。その場の状況によりチアガールやメイドなどの服も着ることもある。
ポケモンをモンスターボールから出すときは、「○○、Charm Up!」と言う。
ハルカのことを以前から知っており「ホウエンの舞姫」と呼び尊敬していたが、ハルカがDP編第76話でロケット団に食べ物を奪われ炎を上げて怒った姿を見て「ホウエンの舞姫のイメージが崩れた」と嘆いていた。だが、それでも彼女を尊敬する姿勢は変わらなかった。
サトシたちと別れたあとは、シンオウ地方でゲットしたポケモン全員を連れて1人でホウエン地方へと旅立った。
BW編では、第85話から第93話まで登場。第86話でサトシ達と合流し、デントとポケモンバトルをした。図鑑はベルやラングレーのものと同じものに変わり、ポケッチはライブキャスターに変わった。
ポケモンワールドトーナメントジュニアカップでは、2回戦でマンムーを使ってアイリスのカイリューと戦って敗北した。ポケモンワールドトーナメントジュニアカップが終わった後はミクリカップに参加するためにジョウト地方へと旅立った。
新無印編にも何度か登場している。こちらの作画では、髪と目が従来の紺色がかった色合いではなく黒みが増した色合いになっている。DP編同様左腕にポケッチをつけており、シロナに連絡を取っていた。
新無印編第74話・第75話では一人旅をしていたコハルと会い、コンテスト会場まで一緒に旅をすることになった。途中で出会ったクレセリアを助けている最中にサトシとも再会した。そしてロケット団(マトリ精鋭部隊)ともバトルした。最終的にコンテスト会場まで行ってコンテストに参加したかは不明だが、作中の描写から行っていない可能性がある。
第89話・第90話にも登場。謎の人物にポッチャマをさらわれてしまい、サトシに連絡した。異世界に行き、ポッチャマを見つけた。
ポケットモンスター 神とよばれし アルセウスにも登場した。
第105話では回想にて登場。
第129話から第132話ではコハルと共にポケモンワールドチャンピオンシップスのマスターズトーナメント決勝戦を観戦した。
所持ポケモン
ポケモンサマースクール
別れたポケモン
その他
- ミジュマル - 神とよばれし アルセウス第1話でゲットした(体験会によるものなので手持ちには加わっていない)。
経歴
注意:以降の記述には、作品の内容やあらすじ、登場人物などのネタバレが含まれます。ご理解の上ご利用ください。
公式大会
- ポケモンコンテストコトブキ大会準決勝敗退(ノゾミに敗れる)
- ポケモンコンテストソノオ大会優勝(ケンゴを破り優勝)
- ポケモンコンテストアラモス大会2次審査敗退(劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライのエンディング)
- ポケモンコンテストヨスガ大会1次審査敗退
- ポケモンコンテストズイ大会1次審査敗退
- ポケモンコンテストミクリカップ優勝(ハルカを破り優勝)
- ポケモンコンテストカンナギ大会優勝(ユリを破り優勝)
- ポケモンコンテストアケビ大会優勝(ウララを破り優勝)
- ポケモンコンテストタツナミ大会決勝敗退(ケンゴに敗れる)
- ポケモンコンテストスイレン大会準決勝敗退(ムサリーナに変装したコジロウに敗れる)
- ポケモンコンテストアサツキ大会優勝(ウララを破り優勝)
- シンオウグランドフェスティバル準優勝(ノゾミに敗れる)
非公式大会
その他
- タッグバトル大会準優勝(コウヘイとタッグ、サトシ&シンジペアに敗れる)
- ポケモンワールドトーナメントジュニアカップ2回戦敗退(アイリスに敗れる)
各言語版での声優
言語 | 声優 | |
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日本語 | 豊口めぐみ | |
チェコ語 | Rozita Erbanová | |
デンマーク語 | Annevig Schelde Ebbe | |
ドイツ語 | Jana Julie Kilka | |
英語 | Emily Jenness | |
ギリシャ語 | Στέλλα Μπονάτσου (Stella Bonatsou) | |
スペイン語 | ラテンアメリカ | Gaby Ugarte (DP001-DP104, DP158-DP191) Leyla Rangel (DP105-DP157, BW085-BW093) |
スペイン | Mar Bordallo | |
フィンランド語 | Mirjami Heikkinen | |
フランス語 | Alexandra Corréa | |
ヘブライ語 | טליה ברקאי (Talia Barkai) | |
ハンガリー語 | Bernadett Vágó | |
インドネシア語 | Dewi Arifiani (DP編、映画) Diah Sekartadji Wulandari (DP146-DP148, DP176-DP178) | |
イタリア語 | Tosawi Piovani (DP001-DP104) Ludovica De Caro (DP105-現在) | |
韓国語 | 정미숙 (Chong Mi-Suk) | |
オランダ語 | Meghna Kumar | |
ノルウェー語 | Eline Høyer | |
ポーランド語 | Magdalena Krylik (DP001-DP052) Beata Wyrąbkiewicz (DP053-DP191, BW085-BW093) | |
ポルトガル語 | ブラジル | Fernanda Bulara |
ポルトガル | Raquel Ferreira (DP001-DP052) Joana Carvalho (DP053-現在、映画) | |
ロシア語 | Анастасия Фомичева (Anastasia Fomicheva, DP001-DP052) Ольга Шорохова (Olga Shorohova, DP053-現在) | |
スウェーデン語 | Elina Raeder | |
タイ語 | ศันสนีย์ วัฒนานุหม่อมชั้น (Sansanee Watthananumomchan, DP001 - DP053) | |
ベトナム語 | Lưu Ái Phương (BW085-BW093) Kim Ngọc (映10-映13) | |
中国語 | 大陸 | 纪元 (Jì Yuán) |
香港 | 楊善諭 (DP001-DP030) 劉惠雲 (DP031-) 鄭麗麗 (映10) 王慧珠 (映11-映13) | |
台湾 | 林美秀 (Lín Měixiù, DP編) 黄珽筠 (BW編) |
各言語版での名前と由来
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関連項目
- ポッチャマM (MRP09)・ミミロルM (MRP09) : ヒカリが描かれているカード