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釣り

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釣りは、つりざおで野生ポケモンを釣る行為のこと。

概要

ゲーム本編にはボロのつりざおいいつりざおすごいつりざおの3種類(第七世代以降ではつりざおの1種類のみ)のつりざおがアイテムとして登場し、これらを水辺で使うことで釣りができる。

釣り上げた野生ポケモンとは戦闘になり、倒したり捕獲したりすることができる。

釣りのシステム

第一世代

ボロのつりざおかいいつりざおを使った場合、その場所の出現率割り当てに関係なく特定のポケモンが引っ掛かったかどうかを判定する。一方、すごいつりざおはその場所の釣れるポケモンの出現率を参照している。このため、本来水辺がないはずのエリアでバグにより釣りが使用できたとしても、釣れるポケモンの出現割り当てがないため、すごいつりざおのみ何も釣れないという現象が発生する。一部のジムの石像の下半分(水辺として誤判定される)につりざおを使った場合などに発生する。

第二世代

ポケモンを釣り上げた場合は「おっ、ひいてる。ひいてる」というメッセージが表示される。また、普通の野生ポケモンとは戦闘開始時の表示メッセージが異なり、「つりあげた○○(ポケモン名)がとびかかってきた!」というメッセージになる。

第三世代

ルビー・サファイアエメラルドでは、タイミングよくAボタンを押さないと、逃げられてしまう。なお釣り上げるまでに何度かタイミングよく押さないといけない場合もある。ポケモンを釣り上げた場合は「ポケモンをつりあげた!」というメッセージが表示される。

ファイアレッド・リーフグリーンでは第二世代までの仕様と同じになっており、釣り上げる際にタイミングよくAボタンを押す必要はない。

この世代からなみのりをした状態でも釣りができるようになった。個体のデータは釣り上げたことを示すメッセージが出てからAボタンを押した瞬間に決まる。

第四世代

ポケモンが来ると「!」マークが出る。逃げられる前にAボタンを押すと成功する。

つれあるきを行っていると時々主人公からではなくつれあるきしたポケモンから「!」マークが出る。

第五世代

BWB2W2共にボロのつりざおいいつりざおは存在せず、エンディング後にすごいつりざおのみ入手できる。

第六世代

岩に囲まれた箇所で釣りをすると、成功しやすくなった。また、連続で釣りを成功させる「連続づり」によって色違いと遭遇しやすくなる。

朝と夕方の時間帯は釣れやすくなった。

第七世代

ボロのつりざお・いいつりざお・すごいつりざおが無くなり、「つりざお」という名前のアイテムに統合された。また、これまでの世代とは異なり、特定のポイントでしか釣りができない。泡が出ているポイントで釣りをすると出現率の低いポケモンの出現率が少し高くなる。ポケモン以外にもアイテムが釣れる場合もあり、釣れるアイテムの種類は島ごとに異なる。

Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイには存在しない。そのため水上に出現するポケモンの種類が増やされている。

第八世代

ソード・シールドでは、第七世代と同様に「つりざお」の1種類にアイテムは統合されており、特定のポイントでのみ釣りができる。出現するポケモンの種類にかかわらず、連続してポケモンを釣り上げて倒した数が増えるとオーラポケモンが出現しやすくなる。

釣れるポイントはロトムじてんしゃに乗った状態で近づくと消えてしまう。1度消えても離れるかじてんしゃを降りれば再度出現する。

ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパールでは、第六世代以前の3種類のつりざおが復活し、水辺であればどこでも釣りができる仕様に戻った。

LEGENDS アルセウスには存在しない。

第九世代

スカーレット・バイオレットには存在しない。

備考

書籍『ポケットの中の野生』(文庫版・新書版)巻末にある田尻智の解説において、ゲーム開発中の些細な思いつきでも大事にすべきだという持論の実例として釣りシステムの開発秘話が語られている。それによると「水辺で釣竿を使う」というアイディアは、『赤・緑』開発の最終盤である1995年秋頃に急遽思いつき、わずか1日の作業で実装されたシステムであるとのことである。

関連項目