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相性

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相性(あいしょう)とは、

  1. わざを受けるポケモンのタイプとわざのタイプの強弱のこと。
  2. ポケモンがわざマシンわざレコードわざおしえで技を覚えられるかどうか。

基本的には1.を指し、ここでは1.について述べる。

概要

相性には、「効果はバツグン」「普通」「効果は今ひとつ」「効果がない」の4つがある。それぞれ与えるダメージが、2倍か4倍、1倍、0.5倍か0.25倍、0倍となる。攻撃技が当たったとき、「普通」以外はメッセージとして表示される。

相性は現実の現象と良く当てはまるものが多い(例えば、くさタイプは燃やされるほのおタイプに弱かったり、ひこうタイプは食物連鎖で下の立場のむしタイプに強い)。

また、2つタイプを持つポケモンには、それぞれのタイプに対しての相性の判定を掛け合わせた倍率のダメージになる(例えば、じめん/ひこうタイプのグライガーこおりタイプのわざは4倍、くさタイプは1倍、でんきタイプは0倍である)。

あるタイプのポケモンに「効果はバツグン」の相性となるタイプを弱点、「効果は今ひとつ」「効果がない」の相性となるタイプを抵抗力耐性と呼ぶ(例えば、ノーマルタイプのポケモンは、かくとうタイプが弱点でゴーストタイプに耐性がある)。「普通」の相性は等倍、「0.5倍」の相性は半減と呼ばれることもある。

一撃必殺技を含めたダメージ固定技は「効果はバツグン」「効果は今ひとつ」の影響でダメージが増減することはないが、「効果がない」ときはダメージを与えられない。ただし第一世代に限り、一撃必殺技を除くダメージ固定技は「効果がない」場合でも相性の影響がない。

変化技も基本的に相性の影響を受けない。ただしでんじはと、第二-第三世代へびにらみは「効果がない」場合は失敗する。

第六世代以降ではもりののろいハロウィンの効果でポケモンに第3のタイプが追加されることがあり、これにより8倍の弱点や0.125倍の抵抗を得ることがある。第八世代ではタールショット状態の効果により、最大で16倍の弱点が発生する。

第七世代以降では、技選択の画面で相性の予測が出るようになった (#相性予測を参照)。

世代による変更

第二世代第六世代では新タイプの追加と既存の相性の変更が行われた。

第一世代から第二世代での変更

第五世代から第六世代での変更

相性表

この節のほかに、各タイプ記事や各ポケモン記事にもタイプ相性が書かれているので、そちらも参照のこと。

略称
ノーマル
ほのお
みず
でんき
くさ
こおり
かくとう
どく
じめん
ひこう
エスパー
むし
いわ
ゴースト
ドラゴン
あく
はがね
フェアリー

第一世代

防御側
攻撃側
×
×
×
×
× ×
  • 凡例
    • ○:効果はバツグン(×2.0)
    • △:効果は今ひとつ(×0.5)
    • ×:効果はなし(×0.0)
    • ※:効果はバツグンとなっているが、ドラゴンタイプの攻撃技がダメージ固定技りゅうのいかりのみなので、実質相性無し。

第二世代-第五世代

防御側
攻撃側
×
×
×
×
×
×
×
  • 凡例
    • ○:効果はバツグン(×2.0)
    • △:効果は今ひとつ(×0.5)
    • ×:効果はなし(×0.0)

第六世代以降

防御側
攻撃側
×
×
×
×
×
×
×
×
  • 凡例
    • ○:効果はバツグン(×2.0)
    • △:効果は今ひとつ(×0.5)
    • ×:効果はなし(×0.0)

LEGENDS アルセウスのみ、2つのタイプに対し効果がバツグンの場合は2.5倍、2つのタイプに対し効果が今ひとつの場合は0.4倍になる。

スカーレット・バイオレットステラタイプの技は、テラスタルした相手に対し効果がバツグン、それ以外に対しては等倍となる。

相性予測

第七世代以降のバトルにおける技選択の画面では、場にいる他のポケモンに対して、自分が覚えている攻撃技の相性が「こうかばつぐん」(効果はバツグン)/「こうかあり」(普通)/「いまひとつ」(効果は今ひとつ)/「こうかなし」(効果なし) のメッセージが技名の下に付記されることで予測できる。一撃必殺技を含むダメージ固定技は、効果なしの場合であっても予測メッセージは付かない。

経験値が入るバトルでは、一度戦ったことがある相手に対してのみ相性の予測が出る。経験値が入らない対戦施設通信対戦では、一度も戦ったことが無い相手に対しても相性の予測が出る。

相手の特性による技の無効化やダメージの減少は考慮されない。例えばタイプ上はじめん技が抜群の相手に対しては、実際には特性ふゆうにより無効化される場合であってもじめん技は「こうかばつぐん」と表示される。

以下の効果は考慮され、予測が変わる。

以下の効果は考慮されず、予測は変わらない。

外伝ゲームにおける相性

ポケモン不思議のダンジョンにおける相性

本編と相性は同じだが倍率が異なる。

効果抜群と今ひとつの倍率が逆数同士でないため、片方が抜群、もう片方が今ひとつの相性のポケモンへの攻撃は等倍とはならない(探検隊を例にとると1.4×0.7=0.98倍になる)。

シリーズ 抜群 普通 今ひとつ 効果なし
救助隊 1.5倍 1.0倍 0.9倍 0.5倍
探検隊 1.4倍 1.0倍 0.7倍 0.5倍
探検隊
(ムラっけあり)
1.7倍 1.0倍 0.5倍 0.25倍
マグナゲート 1.4倍 1.0倍 0.7倍 0.5倍
超不思議 1.4倍 1.0倍 0.7倍 0倍

ポケモンバトリオにおける相性

タイプ (ポケモンバトリオ)を参照。

Pokémon GOにおける相性

Pokémon GOにおける相性は本編と同じだが倍率が異なる。本編で効果がない相性は「耐性あり」となっており、「効果はいまひとつ」の2乗の倍率がかかる。

2017年6月21日、および2018年12月12日のアップデートでそれぞれ倍率の変更が行われた。

Pokémon GOにおけるダメージ計算の詳細はダメージ (GO)の記事を参照。

抜群 普通 今ひとつ 耐性あり
配信開始時 1.25倍 1倍 1.25-1
=0.8倍
1.25-2
=0.64倍
2017年6月21日以降 1.4倍 1倍 1.4-1
=0.714286倍
1.4-2
=0.510204倍
2018年12月12日以降 1.6倍 1倍 1.6-1
=0.625倍
1.6-2
=0.390625倍

ポケモンクエストにおける相性

本編と相性は同じだが倍率が異なる。

効果抜群と今ひとつの倍率が逆数同士でないため、片方が抜群、もう片方が今ひとつの相性のポケモンへの攻撃は等倍とはならない。

シリーズ 抜群 普通 今ひとつ 効果なし
ポケモンクエスト 1.1倍 1.0倍 0.9倍 0.8倍

関連項目