リザードン/対戦
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リザードンの歴史
第一世代
特殊技に関する能力が現在のようにとくこう・とくぼうに分かれる前で、さらにそのとくしゅの数値は現在のとくぼうにあたる85だったため攻撃面は決して高いとはいえなかった。ただ種族値合計では同タイプのファイヤーにこそ劣るものの十分な高さで、特殊技はほのおタイプしか覚えないがファイヤーが覚えられなかったかえんほうしゃを使えるほか、物理技はじしんやきりさく、そらをとぶなどが、補助技にもつるぎのまいがありファイヤーよりも技に恵まれていた。またリザードンの急所率は当時の仕様で約19.53%とそこそこあり、さらに急所率が高いきりさくと相性が良いが、当時の仕様では急所に当たると全てのランク補正が無視されるためつるぎのまいを使う場合は注意。またファイヤーよりも素早いため、ほのおのうずで強引に相手を縛るという戦法が存在した。
ただし、当時の環境でのほのお・ひこうタイプはとても不遇で、いわ4倍をはじめでんきや環境で猛威を振るっていたこおりまで当時の相性の仕様上弱点となってしまう(いわタイプは当時まともな技がいわなだれしかなかったが、この技を搭載したダグトリオ辺りにやられる危険性が高かった)。さらにほのお技で弱点を付けるタイプも当時は他のタイプでの対策で十分で、くさはそもそもこおり弱点であるため、スターミーやラプラスといった「ふぶきを覚えるみずタイプ」が多い環境で活躍の場は少なかった。優遇されているこおりに対しても、みずタイプとの複合の種類が多く逆にリザードン自身は不利。さらにむしは技も種族値も足りておらず使われなかったため、結局活躍の場は99カップなど一部を除きほとんどなかった。
それでもニンテンドウカップ99決勝進出者12人中4人が使用、優勝メンバーの1体に入った程度の実績はある。優勝者はじわれ型を使っていた。技はかえんほうしゃ/だいもんじ、きりさくがほぼ確定で、そらをとぶとじしんが選択枠であった。変わり種としてほのおのうずを覚えさせて素早さの低いポケモンをハメる型もあった[1]。
また、1996年のポケモン黎明期の対戦では、まだ対戦のノウハウ自体確立されていなかったため、公式戦の体を取った対戦でも取り敢えず御三家と三鳥を投入したという程度の理屈で組まれたパーティに入れられることがあった。
第二世代
とくしゅがとくこう・とくぼうに分かれ、とくこうが大幅に伸びる。新技はらだいこによりはらだいこ型が登場した。その爆発力は凄まじく、うまく発動すればカイリューをもしのぐが、耐久が低いリザードンでは博打の度合いが強く、さらにこの世代はカムラのみ登場前であったため折角はらだいこを積んでもリザードンより速い控えに交代されたらそれまでであった。さらにきりさくの急所率が仕様変更で弱体化され、ほのおのうずも拘束技でなくなったため使いにくくなった。4倍弱点の岩もガラガラやバンギラスの台頭で普及したため、物理耐久が低めなリザードンには致命的だった。特殊技にはりゅうのいぶき、めざめるパワーが追加されたが、威力60ドラゴン、70こおり程度ではカイリュー、キングドラは倒せず、逆に返り討ちにされてしまった。
一方で、第一世代で猛威を振るったノーマル、エスパー、こおりといったメジャーなタイプへの対策として追加されたエアームド、ハッサムなどのはがねタイプに対してその弱点を突けるのは相対的な強化であり、ほのお技の威力を上げるにほんばれが追加されたのも追い風。初代は冷遇されていたむし、くさタイプの改善も嬉しいところ。なお、初代では弱点となっていたこおりは相性見直しで等倍となり、弱点は4つから3つに減った。
ニンテンドウカップ2000全国大会では決勝進出者11人中1人が使用。そのリザードンはじわれ型であり、当時いかに一撃必殺技信仰が根強かったかが窺える。リザードン自身もじわれが無効である点から、一撃必殺技環境に適している面もあった。
第三世代
エメラルドでみがわりが使用できるようになり、カムラのみとの併用によってはらだいこ型はさらに強くなった。とくせいはピンチでほのおの火力が上がるもうかであるため、同じくみがわり+カムラのみによるもうか型も可能に。また、威力が高いドラゴンクローを獲得(当時は特殊技)。また、みがわり+ヤタピのみでもうかと組み合わせ超火力をたたき出すヤタピリザードンが近年の対戦環境で登場した。
当時はこだわりメガネもエアスラッシュも登場前でありだいもんじとめざめるパワー(こおり)だけでは攻撃技が不足したため、ラティオスへの打点となるドラゴンクローも搭載した型が一般的であった。乱数調整成立前はめざめるパワーの威力も60程度で妥協する場合が多かったため、ドラゴンクローの方がめざめるパワー(こおり)よりもラティオスにダメージを入れやすいということは十分あった。
ポケモンリーグ2005中学生以上の部では決勝進出者9人中1人が使用していた。
第四世代
リザードンのもうひとつのタイプであるひこうタイプの特殊技、エアスラッシュを取得。また、新たにソーラービームを覚えられるようになり、 パワフルハーブと組み合わせることで弱点のいわタイプやみずタイプにも対抗できるようになり、高いとくこうをさらに生かせるようになった。さらに苦手ないわタイプに対抗できるきあいだま・物理技となったドラゴンクローの代わりになるりゅうのはどうを獲得。
一方で使用率の高い新たな補助技ステルスロックには非常に弱く、リザードンの場合タイプの都合上体力の半分が持っていかれてしまうため注意が必要。
この世代では使用率の高いガブリアス、ゴウカザルに上からストーンエッジで叩かれる事態が多発。
WCS2009都道府県予選36大会終了時点でカテゴリーB準優勝以上を1つ記録した。
第五世代
隠れ特性でサンパワーを獲得。ひでりキュウコンの解禁で展開しやすくなった晴れパに組み込めばほのお技でハピナスすら押し切りかねないほどの凄まじい火力を得ることができるようになった。ただし毎ターンのHP減少は小さくないデメリットであり、長居はできない。こだわりスカーフやこだわりメガネを持たせたアタッカーがメインとなった。とはいえサンパワーの獲得によってローブシンやウルガモスに対面勝ちできるようになり、素早さの種族値100もこの世代では高い方であったため、第四世代までの不遇の状況は脱したと言える。
第六世代
2パターンのメガシンカを獲得。メガリザードンXなら物理アタッカー、メガリザードンYなら特殊アタッカーに向いている。どちらも事実上みずが等倍という、他にはキュウコンでしか真似できない個性がある。シングルバトルではどちらにメガシンカするかが初見では読めないことが多く、対策必須のメジャーポケモンとなるほど採用率が急上昇した。一方、ダブルバトルではメガリザードンXの積み技が使いづらくいかくの存在も相まってほぼメガリザードンY一択であった。
シングルバトルにおいてはメガリザードンとカバルドンの組み合わせを指すいわゆる「カバリザ」の組み合わせがよく使われた。一貫性がない上に無効タイプ最大2つ、半減以下最大12と流し性能に優れていた。また、XYリーグでは流行していたメガフシギバナを攻め切ることなどを理由としてメガリザードンYの方が多く使われていたが、ORASリーグではメガリザードンXが多数派になった。理由としてはつるぎのまい、りゅうのまい、ニトロチャージとの相性が良く、高耐久の準伝説で止まらず全抜きできるポテンシャルを買われたこと、とつげきチョッキ型のポケモンが激増して特殊アタッカーが動きづらくなったことなどが挙げられる。
ダブルバトルではメガリザードンYがWCS2014準優勝メンバーとして名前を残している。ORASリーグでは晴れパでフシギバナと組ませて誓いコンボで大ダメージを与えたり、エルテラなどのコンボパーティではがね対策要員として使われたり、クレセリア、ランドロスとシナジーするポケモンとしてスタンダードパーティに入れられたり、様々なパーティで採用された。メガリザードンXも全く使われないわけではなく、かちきミロカロスなどによっていかく対策したうえで使われることもあった。WCS2015でも活躍が期待されたが、ガルーラのパワーには及ばずベスト8入りを逃している。GSルールで行われたWCS2016ではゲンシカイキ組との相性の悪さから活躍はない。
第七世代
引き続き2種類のメガシンカが強力。メガガルーラの相対的弱体化を受け、メガシンカできるポケモン中で最も人気のあるポケモンとなった。天敵であったガブリアスの減少も追い風となり、SMリーグレート戦シングルバトルでは使用率3位以内に入るシーズンがざらである。単体性能もさることながら「カバリザ」の強力さも健在。2017年9月に開催されたメガシンカ可能なポケモンのみによる限定戦『メガランブル』では各カテゴリで使用率1位を記録している。S・Mリーグでは最速のカプ・コケコの素早さに対抗するためにニトロチャージを搭載するケースが増え、リザードンへのニトロチャージの搭載率1位を記録するシーズンが珍しくなくなった。活躍の背景には、いわタイプの技を一致で放てるポケモンが環境にはバンギラス程度しかおらず、ウツロイドはときどき使用率ベスト30に入るが入っても当落線上なので、警戒すべきいわタイプのアタッカーがいないという状況がある。
ただ、この世代になると交代の隙を突いてつるぎのまいを積み、ステルスロックでメガ前のリザードンを削り、先制攻撃技でとどめを刺すというXとYの共通の対策が公式の寄稿記事になるほど周知になっており、読み合いに有利な点を過信すると痛い目に遭うようになった[2]。
パーティ構築としては「カバリザ」にミミッキュを加えた「カバリザッキュ」やカプ・テテフを加えた「カバリザテテフ」が誕生しており、一線級のほのおポケモンの例に漏れずフェアリータイプを構築に組み込んで強化されている。「カバリザッキュ」の場合は、ミミッキュの流し性能で積みアタッカーの動きを止めたり、メガリザードンYで削ってから控えのミミッキュのゴツゴツメットやカバルドンのすなおこしでとどめを刺しつつそうしてできた1ターンの猶予を使って補助技を打ったりという、結構に器用なプレイングが可能である。
メガリザードンXの場合、環境的にはこだわりスカーフを持たせたひかえめカプ・テテフのサイコキネシスを確定2発に抑えたいところであり、もし対面からカプ・テテフなどの速攻型を処理したい場合は素早さに努力値を振らずHPと攻撃に全振りすることも考慮される。USUMリーグシングルバトルシーズン14で最終レート1位(レート2215)を記録したプレイヤーのパーティには、性格わんぱくのおにび+はねやすめ型メガリザードンXが投入されていた。
ダブルバトルではいかくガオガエンが解禁されると、ほのお御三家最強の座を明け渡す形となった。リザードンもレーティングバトルではよく使われていたが、WCS2018世界大会マスターカテゴリではガオガエンの活躍の方が目覚ましく、リザードンはベスト8に1人しか使用者が残らなかった。WCS2019(GSルール)ではゲンシカイキの使えなかったサンシリーズとムーンシリーズでサンパワーリザードンが使われているが、ウルトラシリーズに入りほのお技を半減できるゲンシグラードンが解禁されるとやはり姿を消した。
この世代のダブルバトルではメガリザードンYをトゲデマルのひらいしんで守る「リザデマル」のコンビがよく知られている。バルドルはコロコロオンラインで「リザデマル」を紹介しており、同じく4位に入賞を果たしたヨシムラ選手も自身が書籍に寄せた記事でリザデマルを導入したWCS用のスタンパを紹介している[3][4]。バルドルはまた「リザデマル」の天敵としていわタイプを持たないいわウエポン使いであるれいじゅうランドロス、ほのおタイプであるガオガエンを挙げていたが、両者がいかく持ちであることに着目してまけんきアタッカーのウォーグルをパーティに足すことで対処すればよいと紹介していた[5]。
ピカブイでは、ノーマルルール対戦では覚醒値が反映されないため、性格をむじゃきやせっかちなどの耐久下降補正にすれば、コマンド画面でメガリザードンXとメガリザードンYの両方から選んでメガシンカできる仕様を活かせるが、解除する方法がピカブイには存在しないステルスロックのダメージが4倍なのはいかんともしがたく、さらに特性や天候が存在しない関係上メガリザードンYでソーラービームを1ターンで撃つコンボが不可能になっているのもマイナスとなり、メガリザードンYは立場的に不遇。それに対しメガリザードンXは、ピカブイの使用ポケモンでは数少ないドラゴンと複合タイプであり、優秀な耐性に加えて物理耐久もあることから、物理アタッカーはもちろん、物理耐久型やあるいは両刀も可能とYよりも型が多いので、対戦で使うならこちらの方が優先度はとても高い。
第八世代
初代御三家の中で唯一ガラル図鑑に登録されているため、Pokemon HOME解禁前から使用可能なポケモンとなっていた。メガシンカが没収された代わりにキョダイマックスを獲得。ランクバトルシリーズ2でキョダイマックス個体が解禁される。
新規技としてはぼうふうを取得。晴れと相性が最悪なのが難点だが、ダイマックスからのダイバーンでサンパワーを発動させ、ダイジェットで素早さを上げつつ高火力で攻撃するパターンはメガシンカを超す瞬間火力を叩き出す。特殊型で考えるとめざめるパワーを失っているが、同威力の特殊技にはげんしのちからがまだあるため、めざめるパワーをサブウエポンとしていた他の多くのポケモンに比べるとまだ被害は少ない方。
Zクリスタルやメガストーンのないこの世代におけるリザードンの火力アイテムとしては、いのちのたまもさることながらするどいくちばしの人気も高い。というのも、リザードンの場合はギリギリの耐久調整をするケースが多く、さらにほのおウエポンは火力アイテムの恩恵を受けなくとも晴れで十分な火力が出るためである。
キョダイゴクエンの定数ダメージのおかげである程度特攻の努力値を削った分をカバーできるようになったため、ダイロック(ストーンエッジ)を耐えるレベルの防御力を持たせるような型も考慮されることとなった。
ダウンロードコンテンツ解禁前、使用率に関してはおおむね10位台半ばから20位台を推移している。シーズン1では最終使用率16位を記録。
ダイマックスへの依存度はアイアント以上に高く、リザードンを採用すると望むポケモンをダイマックスさせることができるという仕様をスポイルしてしまう感がある。ダイマックスエースとしては制圧力で全抜きを狙う「対面エース」に分類される。黎明期の環境ではそこそこ使われたが、バンギラスに不利が付くことからソード・シールド発売から3週間程度で環境から一旦姿を消し、シリーズ3シーズン4でキョダイラプラスが解禁されると、元々バンギラス、カビゴンが明確な不利であった中で苦手が追加されたことからマイナーポケモンになり、シングルバトルではほぼ姿を消した。
シーズン5あたりにはカビゴンが増えたことを考慮したおにび型が流行し、はらだいこ型、ブラストバーン型など、ひたすら火力に傾倒した型も考察された。このシーズン最終6位構築にはふるいたてる、ぼうふうを採用した型が採用された[6]。
シーズン6になると初手ダイマックスからのキョダイゴクエン連打による逃げ切り先行型が定着。ただ、リザードンが増えた影響で初手から相手にアシレーヌを投げられるケースが激増した。シーズン4あたりから増加していたもうか使用率は、このシーズンでサンパワーを抜いており、キョダイマックス型の増加がうかがえる。
鎧の孤島配信に伴いゴリランダーがグラススライダーを獲得した頃には、パーティの汎用性を下げずにゴリランダーのこだわりハチマキ+グラスメイカー+グラススライダーによる猛攻を止められるポケモンとしての需要を得るに至った。
シリーズ6にエースバーンがレギュレーション外になると、エースバーンと同じほのお枠でダイマックス中の動きをある程度再現できるポケモンとしてトップクラスの需要を得るに至った。シーズン10は最終使用率4位を記録。シーズン11でも使用率4位を維持。この環境ではナットレイ、アローラキュウコン、ギルガルド、アーマーガア、モロバレル、ハッサム、アイアントなど有利が多かった。ただ、リザードンを始めとした特殊高火力アタッカーの隆盛がシリーズ6環境におけるヌメルゴンの台頭を促した面もある。
ところが冠の雪原期になって環境にメテオビーム型が激増すると立場は一変。シーズン12は使用率60位と低迷。
主流技構成は、エアスラッシュ、ソーラービーム、りゅうのはどう、だいもんじ/かえんほうしゃ。ねっさのだいち獲得後はりゅうのはどうからそちらに入れ替えるケースが多発。
ダブルバトルではコータスとのコンビが主流。シーズン1にはこだわりメガネ非ダイマックス型が多かった。
シリーズ3以降はダイバーンで晴れを展開してようりょくそフシギバナをあえて呼び込み、ねむりごなをラムのみで受けてフシギバナを返り討ちにする型が一定数使われた。
WCS2020ルールのダブルバトルでもキョダイマックスが解禁され、第1回のレギュレーション発表でキョダイマックス使用可能ポケモンの1体として名前が挙がった。ただし、キョダイマックスかつサンパワーの個体は厳選の難しさに配慮してかレギュレーション外となっている。それでもインターネット大会などでは使用でき、味方のエルフーンかヤミラミのいたずらごころ+にほんばれでサンパワーをサポートする形が流行。鎧の孤島でキョダイマックスが任意につけられるようになると使用率はかなり増加した。
ダブルバトルの場合キョダイマックスをせずともねっぷうによる範囲攻撃の役割を持たせることができるため、別のポケモンに権利を回す立ち回りはシングルに比べてやりやすい。
シリーズ8の竜王戦ルールでは環境級の活躍を見せており、グラードンのひでりでサポートされるおくびょういのちのたまサンパワー型が主流。
一般的な育成論
ほのお・ひこうタイプのポケモン。このタイプを持つポケモンは5種しかいない。ファイアローよりは低いものの素早さに優れ、特攻も109と高水準のためであり、隠れとくせいのサンパワーによりさらにとくこうを上げることが可能であるため、特殊型としての適性が強い。一方で、はらだいこを使用した物理型も健在である。ファイヤーには特防・素早さ以外で劣るものの、サンパワーやキョダイマックスなどで差別化を図りたい。
キョダイゴクエンとなるキョダイマックスとダイバーンの通常ダイマックスのどちらを採用するかは状況による。ダイバーンはサンパワーを自力で発動できるものの、3ターンという制約のなかでダイジェットを確実に使用することや相手による天候の上書きを考えると、キョダイマックスも採用の余地はある。
特性は通常特性のもうかまたは隠れ特性のサンパワー。もうかは物理型、ダイバーンで天候を変更できないキョダイマックス型において有用。サンパワーは晴れのもとで特殊火力をブーストでき、通常ダイマックスの特殊型において有用。
特殊技は、タイプ一致ではかえんほうしゃ/だいもんじ/オーバーヒート/ブラストバーン/ねっぷう、ぼうふう/エアスラッシュなどが候補となる。その他のタイプのわざとしてソーラービーム・ねっさのだいち・きあいだま・りゅうのはどう・げんしのちからなどがある。
物理技は、フレアドライブ、ダブルウイング/そらをとぶなどがある。その他のタイプのわざとしてじしん、ドラゴンクロー、いわなだれ、かみなりパンチ、かわらわりなどがある。
シングルバトルではステルスロックのダメージ2回で倒れないように最大HPが奇数になるように調整されることが多い。はらだいこ型にオボンのみを持たせる場合などでは最大HPを偶数にすることもある。個体値31・努力値0だとHP実数値は153でちょうど奇数となる。HP153は8n+1でもあるため、サンパワー型だとスリップダメージの割合が高くなるが、HP個体値を27に落とすメリットは3ターン以上場に居座ったときしか表れないので、あまり重視されない。
脚注
- ↑ 【ポケスタ2初代対戦】ニンテンドウカップ99の魅力を語る動画!! つうしんケーブルクラブ 2021/10/09 (2021年10月11日閲覧)
- ↑ 【寄稿記事】ライバロリバトル講座 第7回「メガリザードンXとYの見分け方!」 ポケモンだいすきクラブ2018.01.31(2018年3月30日閲覧)
- ↑ ポケモンWCSチャンプが教える!ポケモンダブルバトル200%必勝講座 第一回 コロコロオンライン 2018.07.14 (20209月13日閲覧)
- ↑ 『ゲーム攻略帯大全Vol.8 ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン』 p11(晋遊舎、2018年) ISBN 9784801808423
- ↑ ポケモンWCSチャンプが教える!ポケモンダブルバトル200%必勝講座 第3回コロコロオンライン 2018.08.02 (20209月13日閲覧)
- ↑ 【最終6位】獄炎ミミカビドラパ【S5シングル】 - 燃え尽き症候群