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ヒスイ地方

提供:ポケモンWiki
ヒスイちほうから転送)
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ヒスイ地方は、Pokémon LEGENDS アルセウスの舞台となる地方。過去のシンオウ地方である。

概要

テンガン山を中心に、各々の地域で特色ある環境を持ち、それに応じたポケモンが生息している。シンオウ地方の大昔の名称。

時代としては「人とポケモンが親密に暮らすことが珍しく」、登場人物の話からも「ポケモンは人間と共に生活する存在」というより「自然に棲む恐ろしいもの」と考えていることが窺える。また、実際にポケモンの中には主人公を直接攻撃してくるものもいる。一方で、人間に力を貸してくれる特別なポケモンを敬う文化や、ポケモンと家族や兄弟のように親密に接する人間も数少ないが存在する。

ポケモン勝負の文化はヒスイ地方ではまだ珍しく、戦える者はごく一部に限られる。また、モンスターボールの製造も始まったばかりで、ポケモンの捕獲自体が珍しいこととして見られる時もある。

ポケモンが生息する未開の土地の方が圧倒的に多く、人が暮らす村や集落はごく少ない。物語開始時点の2年前に、ギンガ団という組織を中心に、ヒスイ地方への移住のために各地から集まった人々によってコトブキムラが作られた。物語中で村の整備が整うにつれ、徐々に住人も増えている。先住の共同体としてコンゴウ団シンジュ団という集団がおり、両者共に「シンオウさま」という存在を崇めているが、伝わっている姿や司るものが異なるとして争った歴史があり、その不和が作中時点でも尾を引いている。

各地にはシンオウさまの加護を受けた特別なポケモン(キング・クイーンライドポケモン)が存在し、コンゴウ団とシンジュ団それぞれから敬われ、キャプテンによって世話をされている。また、この地方の環境に適応したリージョンフォームのポケモンも生息している他、体格が通常の最大値を大きく上回り、気性が荒いポケモンが出現することがあり、それらのポケモンはオヤブンと呼ばれている。

各地には崩壊した建造物などの遺跡・遺構が点在し、物語時点で築かれているものとは異なる文明があったと窺わせるような形跡も残っている。

世界観

町・村

ヒスイ地方の中西部、始まりの浜の奥にある村。ギンガ団の本部や様々な商店が並ぶ。劇中時点から2年前に作られ、移住者を受け入れている。
紅蓮の湿地の北東部、リッシ湖の付近にあるコンゴウ団の集落。
純白の凍土の北部、エイチ湖の付近にあるシンジュ団の集落。
紅蓮の湿地より北側かつ天冠の山麓より東側の土地に位置し、コギトが一人で暮らしている。

自然・ダンジョン

コトブキムラ近郊、ヒスイ地方の西南部に位置する。広い草原や森林、浜辺、高台等からなる。生息するキングはバサギリ、ライドポケモンはアヤシシ
ヒスイ地方の南東部に位置する。中央から南にかけては湿地帯、北から東部は山野となっている。生息するクイーンはドレディアヒスイのすがた)、ライドポケモンはガチグマ
ヒスイ地方の東部に位置する。南北に海岸線が伸び、北東部は火山のある火吹き島を含む海域となる。生息するキングはウインディ(ヒスイのすがた)、ライドポケモンはイダイトウ
テンガン山周辺の山岳地帯。高低差が激しく、険しい崖が至る所にそびえる。テンガン山の頂上にはシンオウ神殿が建つ。生息するキングはマルマイン(ヒスイのすがた)、ライドポケモンはオオニューラ
ヒスイ地方の北部に位置する降雪地帯。全体が雪と氷に覆われている。生息するキングはクレベース(ヒスイのすがた)、ライドポケモンはウォーグル(ヒスイのすがた)。

神話・伝説・歴史

  • ヒスイ地方はシンオウさまが創ったという言い伝えがある。
  • 大昔にシンオウさまの雷を受け、シンオウさまの加護を得て人を助ける10匹の特別なポケモンが生み出され、今もその子孫がヒスイ地方に生息している。強力な力で野生のポケモンから人を守る「キング・クイーン」、ポケモンライドの助けとなってくれるライドポケモンがそれにあたる。ライドポケモンを呼び出す道具としてかつてシンオウさまから授かったとされるカミナギのふえを吹く必要がある。
  • 古代に英雄と呼ばれた人物が存在し、シンオウさまの加護を得た10匹のポケモンを従えて、深奥に人の強さを示す戦いを挑み、見事深奥に人の強さを認められ、深奥はどこでもない世界に戻ったという神話が残っている。
  • 1000年-2000年以上昔には古代シンオウ人と呼ばれる人々が生活しており、ヒスイ地方を生み出したポケモンとしてアルセウスを崇めていた。しかし、人々は「太陽がお隠れになった」ことをきっかけとしてヒスイの地を離れ、ヒスイ地方は一時期無人のポケモンだけがいる土地となった。
  • 同じく古い時代にはカミナギという名の町があった。時が経ち、シンオウさまを信仰するコンゴウ団シンジュ団が海を越えて訪れ定住するが、互いに異なるシンオウさまを崇めていたことから諍いが生じ、それぞれが正当性を示すために「カミナギの民」を名乗って争った。
    • 両団が信仰する「シンオウさま」の正体はそれぞれディアルガパルキアである。作中では、アルセウスについての伝承が残っていないために両団はそれらがシンオウさまであると勘違いをしたと推測されている。

各言語版での名前と由来

言語 名前 由来
日本語 ヒスイ ヒスイ
ドイツ語 Hisui 日本語名に同じ
英語 Hisui 日本語名に同じ
スペイン語 Hisui 日本語名に同じ
フランス語 Hisui 日本語名に同じ
イタリア語 Hisui 日本語名に同じ
韓国語 히스이 (Hiseui) 日本語名の音写
中国語 簡体字 洗翠 (Xǐ'cuì) 日本語名の音写、翠
繁体字 洗翠 (Xǐ'cuì) 日本語名の音写、翠
ロシア語 Гисуи (Gisui) 英語名の音写

外部リンク

関連項目

ヒスイ地方
コトブキムラ ギンガ団本部 - 写真屋 - 訓練場 - 農場 - 放牧場 - 始まりの浜 - 野外訓練場
黒曜の原野 大志坂 - 蹄鉄ヶ原 - 園生の開墾地 - シシの山道 - シシの高台 - 森の台所 - 風抜け道 - 削られ橋 - 河口の堰堤 - 奥の森 - 巨木の戦場 - 苔むした岩 - 黒鉄トンネル - 黒曜の滝 - 険し林 - マサゴ平原 - シンジ湖 - シンジ湖の空洞 - ハマナスの島
紅蓮の湿地 金色の平野 - ズイの遺跡 - 大口の沼 - ヘドロ台地 - 深紅沼 - クマの稽古場 - ゴロゴロ坂 - コンゴウ集落 - コンゴウの里山 - 雲海峠 - リッシ湖 - リッシ湖の空洞 - 霧の遺跡 - 舞台の戦場 - 毛槍の草原 - 羽音の原 - 試練の中州
群青の海岸 イチョウの浜辺 - 渡りのなぞえ - 迷子の磯辺 - 風さらしの森 - 帳岬 - エイパム山 - ススキの家 - 浦の浜 - 水浴び潟 - オバケワラ - 砂の手 - トンボロ道 - 静かな内海 - 大魚の隠れ岩 - 海草の楽園 - 潮の抜け道 - 海辺の小穴 - 火吹き島 - 溶岩の戦場 - 火口の祠 - しまなみ浜 - 隠れ泉への道 - 戻りの洞窟
天冠の山麓 神前の高台 - 迷いの洞窟 - 迷いの山林 - 古代の石切り場 - 巡礼者の道 - 離れ湧水 - カミナギ山道 - ゴロゴロ山地 - 列石峠 - フェアリーの泉 - 崖登り崖 - カミナギ寺院跡 - 太古の洞穴 - 祈りの広場 - 迎月の戦場 - 笠雲の切り通し - 岩の門 - シンオウ神殿
純白の凍土 豪雪谷 - 極寒の荒地 - 凍った石 - 氷山の地下道 - クレベース氷塊 - シンジュ集落 - 秘密の横穴 - 氷河の段丘 - エイチ湖 - エイチ湖の空洞 - キッサキ神殿 - 雪見の出で湯 - 戦場への道 - 氷山の戦場 - 心形岩山 - クレバスの抜け道 - 冬籠りの洞穴 - 鬼氷滝 - 氷柱の間 - 雪崩坂
古の隠れ里 コギトの家
関連項目 シンオウ地方 - テンガン山 - 時空の歪み